売り依頼反響顧客の長期追客を積極的に行っている不動産会社は少ないように感じます。
「売る気が無い」や「価格を知りたいだけだった」等いう理由でせっかく獲得した売り依頼反響顧客を野晒しにしているようですが、こんなに勿体ない話はございません。
ここでは売り依頼反響顧客の具体的な長期追客法に関してご説明して参ります。
※1:暑中見舞いや年賀状の送付
既契約者(OB顧客)に対して暑中見舞いや年賀状を送っておられる不動産会社はいらっしゃいますが、売り依頼反響顧客に対してこれらのお手紙を差し上げている不動産会社は少ないように感じます。
「当社は売り依頼反響顧客に対しても、しっかりと暑中見舞いや年賀状を送っているよ」という方でも宛名書きはラベル印刷、裏面は一言のコメントも無しという方が多いようです。私は売り依頼反響顧客に対しては宛名書きを手書きし、裏面にもコメントを添えられる事をお勧めします。
「そんな面倒な事をいちいち行う時間は無い」と思われるかも知れませんが、売り物件の獲得は我々不動産会社の生命線です。どこよりも丁寧な対応を心掛け、不動産所有者様に選んで貰えるよう努力すべきだと思います。
極端な事を申し上げますと、既契約者(OB顧客)に対して暑中見舞いや年賀状を送るよりも、売り依頼反響顧客に対して送った方が、今後の業績に繋がる可能性が高くなるかも知れません。