※その2:相談内容や物件種別に分けたコンテンツと、問い合わせフォーム
一般的な不動産ホームページでは、「売却相談問い合わせフォーム」が一枚だけ用意されているケースが多く、その内容も物件種別や物件詳細記載欄と、後は個人情報記載欄があるだけです。
しかし、一口に「不動産の売却」と言ってもその種別は様々であり、相談したい内容も色々なのに、こんな問い合わせフォームで良いのでしょうか。
物件の種別としては、一般的に次のように分けられます。
・一戸建て ・土地 ・区分所有マンション ・一棟マンション、ビル(収益物件)
そして、相談したい内容としては、せめて次の3つくらいには分けたいところです。
・不動産価格査定、売却相談 ・不動産買い取り相談 ・任意売却相談
これらの、物件種別や相談内容に合わせて記事や問い合わせフォームの内容を精査して下さい。
例えば、査定・買い取りの問い合わせフォームに「本サービスを希望される理由」という質問欄をチェックボックで設置したとしましょう。その場合、各相談内容ごとのサービスを希望される理由は下記の様に最適化する必要があります。
(不動産価格査定、売却相談を希望される理由)
買い替え ・転勤 ・家庭の事情 ・相続不動産の処分 ・遊休不動産の処分 ・資産の組み替え ・将来に備えた資産価値の確認
(不動産買い取り相談を希望される理由)
・遊休不動産売却 ・相続不動産売却 ・不動産買い替え資金準備 ・事業の運転資金捻出 ・借入金返済 ・金融機関からの売却指導 ・他の不動産会社での売却難航
そして、任意売却の相談ページには、ローン残額や現在の状況(滞納前、滞納中、競売開始決定済等)及び住宅ローン遅延期間の記載も必要になります。
このように、各物件種別や各相談内容に合わせて、サービスの説明記事や問い合わせフォームを丁寧に作り込む事が必要です。