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※17:担当田中
不動産会社様の売り依頼獲得ダイレクトメールを添削していて感じる事は、担当名に苗字しか書いていない会社が多い事です。
どうでも良いように感じられるかもしれませんが、担当者名は必ずフルネームで記載して下さい。又、宅建や不動産コンサル等の資格を持っておられる方は、名前の下に保有資格も記載して下さい。

※18:電話:06-0000-0000
問い合わせ電話番号はフリーダイヤルを記載し、電話番号の下には受付時間と定休日も必ず記載して下さい。
又、お問い合わせ用電話番号は大きな字(かなり大きな字)で書くようにして下さい。電話番号を大きく書く事により、ダイレクトメールをご覧になった不動産所有者様に対し「このダイレクトメールの送付者は、電話をして欲しいと思っているんだな」と暗黙の裡にご理解頂く効果が期待出来ます。
更に、電話番号についてのテクニックを書かせて頂くと、「問い合わせを待っている事を明記する」事が効果的です。
「問い合わせを待っている事を明記する」とはどういう意味かについて、下記に詳しく解説します。
今回の例文では、どのように問い合わせすれば良いのかが書かれていません。これでは、不動産所有者様にアクションを起こして頂く事は難しくなります。
そこで、本文の文末に「〇〇様からのお電話をお待ちしております」を記載し、その文章の直下に大きなフリーダイヤルと受付時間、定休日をしっかりと書き込みましょう。
ここで大切な事は「ボールは不動産所有者様側にある」という事を示し、次にアクションを起こすのは不動産所有者様の番ですとご理解頂く事です。
ひょっとすると「不動産所有者様に返事を求めるなんて失礼じゃないか」と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、ダイレクトメールとは返事を求める為に送るものですから、この肝心な部分を曖昧にするくらいなら、もうダイレクトメールでの売り依頼獲得は諦めて下さい。

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