不動産会社が「即日案内会」の住宅チラシ(広告)を制作する時のヒントとは?
本日、私は神戸市内の不動産会社さんの依頼を受け、同社営業担当者様向けの「住宅チラシ制作研修」の講師を務めて参りました。私は神戸の大学出身なので、神戸市内へ行くとなんだか青春時代に戻ったような気がします!
まぁ、おっさんの青春時代の話は横に置いといて、研修のお話をしますと…
この住宅チラシ制作研修では、私が作成した「事例で見る反響の取れる広告制作手順」という小冊子をお配りした後、その冊子に基づいて「ターゲットの選定方法」や「細かい部分の記載方法」等をお伝えし、その後、同社が最近実施されたチラシを実際に拝見させて頂きました。
その拝見したチラシの中に「即日案内会」の文言を発見し「あっ!これはひょっとして…」と感じるところがございましたので、同社スタッフの皆様に対し次のようにお尋ねしたんです。
梶本「この即日案内会ですが、どういう催しものなのか具体性に欠けますね」
スタッフ様「そう言われれば、そうですね」
梶本「ひょっとして、単に物件掲載するだけでは反響は取れないし、かと言って営業マンを現地に待機させるほどの物件でもない。まぁ即日案内会って事にしておいて、反響があれば現地へ走れば良いか…って感じで何となくチラシを作ったんじゃないですか?」
スタッフ様「まさにその通りです…(苦笑)」
即日案内会自体は割と効果のある手法ですので、多くの不動産会社様(特に大手売買仲介会社様)が用いておられる手法ですが、どうしても「まぁ、即日案内会って事にしとくか!」って気持ちが入る為、どうしてもチラシの紙面作りが雑になりがちなんですよね~。
ここはやっぱり、即日案内会の趣旨説明や問い合わせ方法等、お客様に分かりやすい説明を記載し、本当に『即日案内』の反響が獲得出来るように工夫して欲しいところです。
大切な営業マンの時間を使ってチラシを制作し、大切な会社の経費を使ってチラシを投下するんですから、細部にまで神経を行きわたらせ『1件の反響を絞り出す』ようなチラシ紙面を心がけて頂きたい旨、同社のスタッフ様にはお伝えしてきました。
あなたの会社でも同じような感じでチラシを作っていませんか?
反響の取れる住宅チラシを作りたいとお考えなら、この不動産会社様のようにあなたの会社でも研修会を開催してみませんか?