不動産売買仲介業で心掛けるべき、顧客の感情を動かす営業

お客様を車に乗せて案内中、「あっ！あそこの土地って、〇〇不動産から2680万円で売りに出ていましたよね」と言われ・・・曖昧に頷いた経験はございませんか？
狭いエリアに限定すると、ずっと探しておられるお客様の方が、物件を良くご存知の場合ってありますよね？
ネットの普及前なら、不動産会社側が圧倒的な情報を持っていて、お客様に対する情報の優位性が保てましたが、今はその優位性が崩れてしまっています。
「ポータルサイトに掲載されているけれど、レインズには載っていない物件」なんて、本当に沢山ありますし、探しているお客様は、ポータルサイトを真剣にチェックしておられますもんね。
我々不動産業界は「情報と感情を動かしてお金を頂く仕事」と言われていますが、これからは特に「物件情報を動かす（紹介する）」だけでなく「お客様の感情を動かす」事に注力していかなければなりません。

その為にも、お客様ご自身が気づいていない「不動産の希望」を掴み、その上で感情を動かすような提案をしましょう。
ひたすら「〇〇町　3000万位内　敷地30坪以上」なんて条件で探しても、そのお客様は他決してしまいますよ。