住宅チラシや不動産紙広告で、反響を獲る広告制作術を図解で解説
めっきり反響が減ったと言われる住宅チラシや不動産紙広告ですが、まだまだ強力な集客ツールとして活用出来ます。
確かに新聞購買数が減った現在、新聞折込による住宅チラシや不動産紙広告の反響は減っていますが、媒体を間違えず広告を実施し広告紙面を作り込めば、まだまだ反響は見込めるのです。
それでは、反響の取れる不動産広告と、反響の取れない不動産広告の紙面はどう違うのかを示しながら、住宅チラシや不動産紙広告の作成術を図解で解説致します。
この記事では「住宅チラシや不動産紙広告で、反響を獲る広告制作術」を徹底的に解説しますので、このページをブックマークして頂き、広告制作時には必ず記事を読みながら制作して下さい。
では、反響の取れない広告例と、反響の取れる広告例を次に掲示しますのでじっくりとご覧ください。
【反響の取れない住宅チラシ・不動産紙広告例】
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告例】
それでは、反響の取れない住宅チラシ・不動産紙広告例では、「何故、反響が取れないのか?」について箇条書きで解説して参ります。
そして、「何故、反響が取れないのか?」の下に、反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告ではどのように改善されていいるのかについて、詳しく解説を加えます。
・メインキャッチコピー「憧憬の文教地区。羨望の邸、ここに誕生」が意味不明。イメージ先行で言葉に訴求力がない。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
「30代の子育てパパママ」に対ゲットを絞り、その層に訴求し易い「子供の写真」や「幼稚園の制服写真」を掲載する。その結果、多くのチラシの中から手に取って貰いやすくなる
・ターゲットの選定が出来ていない。誰に見て貰いたいかとの絞り込みが出来ていない。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
30代の子育て世代にターゲットを絞り、一番目につくメインキャッチコピーでターゲットに対する呼びかけを行う。
・写真の中にコピーを混ぜている。写真にコピーを同化させると「一枚の絵」として認識される為、コピーの「言葉の力」が著しく低下する。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
「30代の子育てパパママへ」のメインキャッチの下に白地を置く事により、一枚の絵として認識されることを防ぐ。
・地名の表示が小さすぎる。住宅チラシ、不動産広告で最も響く文言は「地名」である事を認識する。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
左上の一番目立つ場所に大きく物件所在地を記載。
・地図上に物件所在地を示す「光の帯」を付けている。特に批判すべき手法ではないが、ありふれ過ぎていて既視感を覚える。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
既視感を避ける為、ありふれた風景写真では無く、ターゲットに訴求する子供の写真を掲載。
・サブキャッチ「屋上のある贅沢な生活」も意味不明。屋上がある家が、必ずしも「贅沢な生活」であるとの認識が顧客側に無い。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
間取の屋上部分に「ジャブジャブプール」のイラストを置き、「今年の夏は屋上で遊ぼう」という、日常生活に即したコピーを配置。
・お洒落過ぎるイメージ図を配置している為、顧客に対し「具体的なイメージ」を持たせる事が出来ない。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
ジャブジャブプールと「今年の夏…」のコピーを間取りの近くに置く事により、大切な子供と一緒に新居で遊ぶ姿をイメージして貰う。
・★印のお勧めコメントが単なる事実の羅列に過ぎず、顧客にイメージを沸かせる事が出来ていない。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
お勧めPointとしてまとめ、「安心ですよね」「通学も安心」「スグに乾く」「都心まで32分」等、生活に根差したオススメ項目を提示する。
・★印に「○○社システムキッチンLQB771標準装備」とあるが、住設の品番や、専門性の高い商品名をそのまま書いても顧客には響かない。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
基本的には住設の品番や、専門性の高い商品名の記載は不可だが、「意味は分からないながらも、何となく良いものだ」との印象を与える為、間取りの説明文吹き出しで紹介。
・★印に「屋上付き。使い方は貴方次第」とあるが、これは顧客に丸投げをしているだけで、住宅・不動産のプロとして取るべき姿勢では無い。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
間取り図面を大きく記載し、その各部屋に使用方法やメリットを記載する事により、住宅・不動産のプロとして使い勝手の提案を行う。
・間取と価格が小さすぎる。つまらない間取り、相場より高い価格でも、間取りと価格はある程度大きく書く。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
デメリットと思われることも大きく記載し、自信をもって(いるような態度で)表現したり、デメリットを逆手に取る事で反響増を狙う。
・「次の土・日曜日」との表記は最悪。しっかりと開催日を書く。大量に印刷すれば1枚当たりのコストは削減できるが「鳴らないチラシ」を低コストで作っても意味が無い。単なるゴミ。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
しっかりと開催日時を記載する。1枚当たりの印刷コストは上がるが、広告で大切な事は目標・仮説・実践・検証のサイクルであり、大量に印刷を発注すると「鳴らないチラシを入れ続ける事」になってしまう。
・「現在の家賃と比べて下さい」とあるが、「比べてどうするのか」まで誘導すべき。ターゲットを決めていない為、ターゲットの支払家賃が想定出来ていない。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
「10万円以上の家賃を払い続けるなんて勿体ない」と表記し、家賃10万円以上、30代、子育て家庭に対する訴求力を上げる。
・地図が小さすぎる。又、現地の住所が記載されていない為、カーナビ等を使って来場される顧客に対して不親切。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
地図は大きくとり、現場周辺の詳細地図も入れる。又、カーナビ設定は必須。
・現地内覧会へ誘導する文言が無い。「来たけりゃ勝手に来い!」と言わんばかりのチラシで、物件の魅力に頼り過ぎた内容。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
「お家の鍵を開けてお待ちしておりますので、お昼ご飯を済まされたら、直接現地へお越し下さい」と呼び掛ける事で、顧客に対して「現地内覧会へ行くイメージ」を植え付ける。
・電話番号が小さすぎる。更に、何の問い合わせをする為の電話番号であるかが不明。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
「内覧予約・資料請求ダイヤル」と電話番号の上に記載し、電話番号もとにかく大きく記載する。
・電話の対応時間が不明。
【反響の取れる住宅チラシ・不動産紙広告へ生まれ変わる為の改善Point】
内覧予約・資料請求ダイヤルの横に「受付時間10時~18時 水曜定休」と記載して対応時間を明示。この場合「営業時間」ではなく「受付時間」と書く(顧客目線にたった表示を心掛ける)
今まで、ご説明致しました手法は「住宅チラシ・不動産広告作成の基本中の基本」ですので、せめて最低限上記のような箇所には気をつけて下さい。
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