※1:平成28年5月吉日
吉日と言う標記は止めて下さい。発送日にこだわらないお知らせを送る場合「吉日」と標記しますが、このように書いてしまうとダイレクトメール臭さが出てしまいます。
あくまでも、不動産所有者様に対するお手紙であるという事を忘れないで下さい。
※2:ダイレクトメール冒頭部分にタイトルを入れる
このダイレクトメールにどのような内容が書いてあるのかと、一言で表すタイトルを冒頭に挿入して下さい。どんな内容か分からない文章なんて、読んで頂けないものと考えて下さい。この部分には、例えば下記のようなタイトルを挿入します。
(例)梶本様が不動産をご所有の〇〇で、物件購入希望の方が〇組いらっしゃいます。
(例)〇〇エリアの不動産売却が得意な弊社から、梶本様へのご提案。
(例)〇〇でご所有の不動産ですが、弊社では高値で売却する自信がございます。
※3:株式会社〇〇不動産販売と申します。
会社名を書く事は勿論ですが、担当者名も書くようにして下さい。会社名だけではあまり印象に残りませんが、個人の名前が入っていればより手紙らしくなります。
※4:ダイレクトメール
冗談みたいな話ですが、本文に「ダイレクトメールを…」と書いてる不動産会社がいらっしゃいます。ダイレクトメールのコツは、如何にダイレクトメール臭さを消し、普通のお手紙に近づけるかですので、このように本文中に素直(?)に書いてしまうなんて論外です。
※5:無礼をお許し下さい
売り依頼用のダイレクトメールを実施している不動産会社の殆どが、本文中で謝りまくっています。もう、くどいくらい謝っています。
不動産所有者様に嫌われたくない気持ちは分かりますし、所有者を調べてダイレクトメールを送るってやり方が、少し失礼かなと思っておられる事も理解出来ます。
しかし「このお手紙は、不動産所有者様の利益になる」って信念を持ってご提案しなければ、不動産所有者様の心を動かす事なんて不可能です。
謝りながら、おっかなびっくりダイレクトメールを送るのでは無くて、腰を据えて堂々と売却の提案を行いましょう。謝る必要はございません。