不動産HPへのアクセスを、新聞折込チラシから誘導しようとした結果
不動産HPへのアクセスを、新聞折込チラシから誘導しようとした結果、反響は取れたものの費用対効果に疑問が残りました。
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不動産業界でご活躍中のあなた、こんにちは。
不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。
今日も、大阪市西区北堀江1丁目のオフィスからお届けします。
不動産HPへのアクセスを集める為に、有料のSEO対策やリスティング広告を実施しておられる会社は沢山ございます。
しかし、不動産業界の方とお話をしていてると「不動産HPへのアクセスを、新聞折込チラシから誘導出来ないか?」って事が良く話題に上ります。
実は私のクライアントが自社の「売却ページ」へ誘導する為、新聞折り込み広告を実施されましたのでその結果を少し共有させて頂きます。
= 不動産HPへのアクセスを、新聞折込チラシから誘導しようとした結果 =
このクライアントとは「結果を公開しても良い」というコンサル契約を締結してはおりますが、地域や会社名が特定で出来そうな情報は伏せさせて頂きます。
従って、実施エリアは「日本列島の真ん中あたり」とだけお伝え致します(ザックリし過ぎですが…)。
●新聞折込部数:35,000部
●反響数:2件
●チラシで集めたアクセス数(セッション):7件
●1件の反響獲得に要したチラシ部数:17,500部
●1セッション集めるために要したチラシ部数:5,000部
= 結果から分かる事 =
正直、判断に悩む結果です。
チラシで集めた7セッションの内、コンバージョン(問い合わせ)が2件という点は、凄まじいばかりの好結果なんですが、問題はセッションの総数です。
チラシ5,000部といえば1枚6円(紙代・折代込)としてもそれだけで30,000円です。1セッション獲得するのに30,000円なんて、リスティングの相場から考えたらとんでもなく高額です。
1件の反響単価も1件105,000円ですから、これも不動産一括サイトの反響課金が1件13,000円程度であること考えると…やはり費用対効果に疑問符を付けざるを得ません。
= HPにはHPの、チラシにはチラシの仕事がある =
不動産業界は伝統的(?)にチラシが大好きです。それは今でも基本的には変わっていないように感じます。
しかし、さすがの不動産業界もインターネットの重要性には気付いています。
その結果…「不動産HPへのアクセスを、新聞折込チラシから誘導する」って発想が生まれるのだと思いますが、やはり費用対効果を考えるとこの手法は積極的にお勧めする気にはなりません。
私は「チラシからHPへの動き」を否定するものではございませんが、狙って「不動産HPへのアクセスを、新聞折込チラシから誘導する」事は集客の手法として違和感があります。
HPにはHPの仕事や集客方法があり、チラシにはチラシの仕事や集客方法があるのですから、これを無理やり連動させる必要は無いと考えているのです。
チラシ見たお客様がHPもご覧下さって問い合わせに繋がるって事はよくありますが、チラシのお客様を強引にHPへ誘導する必要はないと思いませんか?
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