大手不動産仲介会社の店舗統合と、営業マン人材教育に関するお話
私は昨日、新神戸で開催された不動産業界の会食に参加したのですが、その時に聞いた大手不動産仲介会社の店舗統合と、営業マンの人材教育に関するお話をしますね。
大手不動産仲介会社の中には、今までの営業店(いわゆる出店)を統合し、センター化(支店化)している会社が出てきましたが、某大手不動産仲介会社の「店舗統合」の裏事情を聞かせて貰いました。
最近はなかなか若手の営業マンが育たず、営業店ごとにエース格を配置する事が出来ない為、営業店を統合する事により、各店には1人、エース営業マンを配属できる体制を整え、若手社員や低迷社員はその「下働き」をする事により、店舗全体の数字を整える…って、なかなか衝撃的(?)な内容です。
事の真偽は不明ですが(なにぶん、飲みながらの話だったので…)、まぁ、ありえない話じゃないですね。
しかし、若手を教育できない大手仲介会社なんて、存在意義はあるのでしょうか?
大手仲介会社はある意味「不動産基礎力養成学校」みたいな性格もあり、大手で営業の基本やコンプライアンスを叩き込まれた営業マンが独立し、各地域の不動産業界を牽引するような社長になっていかれていますが、今後はこんなケースも少なくなるのでしょうか?
売買仲介をはじめ、不動産業界は色々な意味で変わりつつありますので、今後もその流れをしっかりと把握し、生き残っていかなくてはいけませんね。
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