既契約顧客(OB顧客)と不動産会社の付き合い方について感じた事
よく聞かれる質問があります。
「梶本さんは、どんな不動産屋が良い不動産屋だと思いますか?」
そんな時は「紹介が多い不動産屋、既契約顧客(OB顧客)を大切にする不動産屋」と答えています。
「マーケティングが~云々」というより先に、既契約顧客を大切にする方が優先順位は高いですね。
しかし、私の知り合いの不動産プレイヤー(エース営業マン)が、こんな言葉を言っていました。
「契約するまでお客様、決済までは顔見知り、決済終われば赤の他人」
若くしてエース営業マンになった方は、結構こんな事を言う人が多いように思います。
まぁ、お客さんをちょっと小馬鹿にした方が「悪っぽくて格好良い」と思っているんでしょうかね?
しかし、地域密着の不動産会社なら「紹介で食える」状態を目指すべきだし、その方が商売も楽だと思うんですが、あなたはどう思われますか?
私のクライアントで、凄く既契約のお客様を大切にしている仲介会社さんがいらっしゃるんですが、昨日の祝日(昭和の日)も、大阪の舞洲スポーツアイランドの中にあるオートキャンプ場で、既契約のお客様を招いてバーベキュー大会を開催されました。
実は、私もご招待を受け、私と私の妻、娘、そして私の母まで連れてバーベキューを満喫してきました。
クライアントの社長以下、社員さんが既契約のお客さんと楽しそうにお肉を焼いたり、ビールを飲んだりしながら談笑されている風景を拝見し、「これぞ、不動産屋のあるべき姿」だなぁと感じ入った次第です。
私も商売柄、SEOがどうとか!レスポンス広告がなんちゃら!人材教育がどうこう!って申し上げる機会が多いのですが、「既契約のお客様を大切にし、地域を大切にする事」が、地域密着型の不動産会社にとって大切だなと、改めて再確認出来た一日になりました。
⇒【動画公開】不動産・新築分譲会社の体質改善に関するヒント