不動産会社の人材採用に関するヒント|ハローワークの求人票にも工夫しましょう
⇒【動画公開】不動産業界での社員教育・採用に関するヒント
こんにちは。不動産業界専門の教育・集客コンサルタント、梶本でございます。
本日は、「不動産会社の人材採用に関するヒント」と銘打ち、我々に最も馴染みのある人材採用手法であるハローワークの求人票の書き方についてお話ししたいと思います。
我々、不動産業界、住宅業界では基本的に人をあまり大切にしませんので、人材採用(求人活動)について、あまり深く考えてない方が多いように思いますが、あなたは如何ですか?
社員に欠員が出れば「ちょっと職安に募集かけておこうか」といった感じで、毎回毎回、何年も変わらない求人内容で募集をかけていませんか?
それで、素晴らしい人材が来てくれれば良いのですが、なかなか人材も集まりませんよね。
そこで私から、ハローワークの求人票の書き方について、少しご提案がございます(※ハローワークへの求人募集に際しては、公共職業安定所のガイドラインに従って下さい)。
先ず、若い求職者の方とお話ししていると「将来のビジョンを描ける会社か?」と「教育制度は整っているのか?」という点に注目しておられるように感じます。
しかし、我々不動産業界の大人は…
将来のビジョン?頑張って独立したら良いじゃないか!
教育システム?学校のお勉強じゃないんだから、先輩の背中を見ながら実地で覚えろ!
って感じですもんね。これじゃ、優秀な若い方に振り向いて貰えないのも無理は無いと思いませんか?
従って、求人票には下記の内容を盛り込んで見て下さい。
●未経験者に対する教育内容
⇒ 私のクライアント数社では求人票に「社外コンサルタントによる営業研修」を謳って頂いたところ、求職者数が増えました。実際に求職者の方と面接時にお話ししたのですが「営業研修があるってことなので、応募しました」との声を聞く事が出来ました。しかし教育内容なんか何もないし、そもそも社員教育なんか考えた事もない方は一度、梶本にご相談下さい。
>>>求人や社員教育に関するご相談はコチラ
●20代の賃金モデル
⇒ 住宅不動産業界に対して「給料の良さ」を魅力に感じている若い方もいらっしゃいます。そこで20代社員の賃金モデルを記載して、「いくら貰えるか」を明記してあげて下さい。
●ビジョンを示す
⇒「当社に入社すれば、将来このようになれる」というビジョンを示してあげて下さい。仕事を覚えたら独立…では、会社にとってもマイナスですからね。
●ホームページへの誘導
⇒ ホームページにスタッフ紹介等を載せている会社では、ホームページへの誘導文を記載して「会社の雰囲気」を知って貰う事も有効ですよ。
今の若い方に対して、覇気が無い!やる気が無い!元気が無い!等と仰る方が多いのですが、私も教育コンサルを行っている関係上、様々な若い方とお目にかかります。
決して「覇気が無い!やる気が無い!元気が無い!」若者ばかりではございません。
まぁ、我々不動産、住宅業界に来る人間は
「給料沢山もらって、いい車乗って、いいモノ食べて、いい酒飲んで…綺麗な女性連れて(女性の方には失礼な話ですが…)、いつかは独立してやる」
ってタイプの方が多く、私も若い頃はどちらかというと、そっちのタイプだったんですが、今の若い方はそんな野望(?)がギラギラしていないだけで、仕事に対して真摯な姿勢で臨んでいる方は、私たちの世代(私は昭和48年生まれです)よりも多いかもしれません。
「最近の若い奴は…」等とオッサンみたいな事を言う前に、先ずは「ハローワークの求人票を見直す」という簡単なところから少しずつ変えて行きませんか?
※もし宜しければ、あなたの人材採用や社員教育に関するお悩みをご相談下さい。私の知っている限りの事全てをお話しし、あなたのお力になりたいと思います。
追伸
私のホームページ「梶本のコンサル」には、採用や社員教育に関する記事も掲載しておりますので、下記の通りご紹介致します。気になる記事があればチェックして下さいね。